このカクテルの誕生は、ある意味、アメリカン・サクセス・ストーリーの典型である。1940年代後半、場所はハリウッド。大量に仕入れたジンジャー・ビアを売りさばこうと考えていた男、自分の作っていた銅製マグ・カップを容器にと提案した女、そしてウォッカを宣伝したかったメーカー。その3者の思惑が、そのまま「モスコ・ミュール」という1杯のカクテルを生んだ。そして現在、このカクテルの人気は世界的に広まった。ミュールとは動物の"ラバ"を意味するが、「キックの強い飲み物」という意味もある。ジンジャー・ビアを使うと、たしかにそう感じる。 | ||||||||||||||||||||
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[テイスト] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中口 | ||||||||||||||||||||
[アルコール度数] ・・・・・・・・・・・・・・・・・12° | ||||||||||||||||||||
[スタイル] ビルドアップ/ロング・ドリンクス [T.P.O.] オールデイ [色]ペール |